写真と人

写真家中村美鶴がお届けするフリーペーパー。

INTERVIEW

Sundayカミデと中村美鶴のインタビュー。

「写ルンですの、どうしようもないの撮ってしまう感じが、いいよね」

兄2人がピアノを習ってたので、3歳からピアノを習い始めて10歳でグレてやめてしまった事を今でも後悔しているシンガーソングライター、Sundayカミデさんにインタビュー!写真についていろいろ伺いました。◯◯撮りという新たなワードが聞けて、すごく面白かったです(笑)紙面に載せきれなかったインタビューと、撮りおろし写真も併せてどうぞ!!

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中村美鶴(以下、中村):写真にまつわる思い出はありますか?

Sundayカミデ(以下、サンデー):あの、アーティスト写真って今まで、18くらいから、考えたらむっちゃ撮ってるけど、何も残ってない。

中村:え?

サンデー:写真自体が。データやからかな?

中村:自分の手元にってことですか?

サンデー:うん。でも毎回カメラマンの人に来てもらって撮るやんか。大阪のカメラマンの人が撮ってくれて、後に東京に行って芸能人の人を雑誌で撮ってる、端っこらへんに名前があったら、すっごくうれしい。

中村:うんうんうん。撮ってもらった人が活躍して、クレジット入ってたらってことですよね。

サンデー:そうそうそう。お、やってるやん!ていう。

中村:けっこういますか?

サンデー:今で言ったら、衛藤キヨコって女の人で、けっこうよく撮ってもらってた。一緒にやってたボーカルのあずちゃんって女の子が、その人じゃないとあかんって途中からなって。東京行ってからも大阪のローカル誌とかの撮影で帰ってきてもらってたんちゃうかな。そういうのはあんねんけど、写真自体はあんまり...。自分の中学校のときの写真とかはあるねんけど、信じられへん。はははは(笑)

中村:信じられへんって(笑)よく言ってますもんね、MCで。服装が、とか。そういうことじゃなくて?

サンデー:服装も、そうね。それも含めて。ダサいよね、いろいろ。それは残ってる。いい意味でも、信じられヘん。ははは(笑)

中村:今までの、残ってないアー写を今から集めたいとか思ったりします?

サンデー:LoveSofa(サンデーさん主催のイベント)のライブの写真は、15周年でちょっと集めようと思うけど。なかなか残ってないんちゃうかなあ。2006〜7年くらいまで現像してたんかな?写真の人って。

中村:いや、どうだろう...。わたしは学校でぎりぎりフィルムを習った世代で、1つ下の学年はデジカメ買うように言われてたんですよ。それが2003〜4年とかなので。

サンデー:ギリやな。

中村:2006年ももう...。

サンデー:ないかも。逆に、2007年からは映像が残ってた。

中村:割と毎回撮ってもらってるんですか?

サンデー:そう。カメラマンの、福岡のテレビ局で働いてた人が大阪戻ってきて、カメラ関係の知り合いの人に、大阪にアチャコさんって面白い人がおるからってずっと言われてて、アチャコさんと知り合いたいってなって、話すときに、アチャコさんが連れてきたのがサンデーさんって言ってた。その人が、それ以来ずっといろいろ撮り残してくれてて。アチャコさんと、映像撮って、トークショーでプロジェクターで流して、自分たちで突っ込んだりするっていう、みうらじゅんといとうせいこうみたいな感じのやってた。

中村:面白そうですね(笑)

サンデー:奈良の吉野の山奥に、マジで自給自足してるラスタマンがおって。カメラ持って山奥まで車で乗り込んで、それ取材したやつを、皆の前で流すんやけど。もう法律的に絶対無理なこといっぱい撮れんねや。それを流すとか。あと、バンドメンバー募集の紙がスタジオとかにいっぱい貼ってあって、それを受けて、受けに行くオーディション中の様子とか。

中村:(笑)それって、遊びで受けてるんですか?映像用に受けてるんですか?

サンデー:そうそうそう。

中村:受かってもやる気はないってことですね。

サンデー:いや、受かったらやるっていう前提で。

中村:そうなんですか(笑)

サンデー:落ちたけどそれ。

中村:落ちたんですか(笑)。それ楽しそうですね。今までの写真は、だいたい誰に撮ってもらったかは覚えてるんですか?

サンデー:覚えてる。

中村:じゃあ、あるんじゃないかな?探せば。私は一応全部持ってますよ、デジタルのデータとかも。フィルムも全部。探すのは大変かもしれないですけど、ちゃんと整理してれば撮影年ごとに分けてるかもしれないので。

サンデー:衛藤キヨコちゃんと、カワシマンていう、男の、大阪の人で、ずっとパンクのシーンを撮ってる人と。あと新田くんていう。今は待夜さんて人で。その4人くらいかな、けっこう撮ってもらった人は。みんな無料で申し訳ないなと思うけど(笑)

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中村:(笑)では、インスタグラムをされてますけど、あれって、撮りたい時ときに撮ってますか?インスタ用に撮ってますか?

サンデー:俺、写真ってインスタでしか撮らへんから普段。

中村:じゃあインスタに載せようと思って。

サンデー:そうそうそう。インスタのアプリからしか写真撮ったことない。

中村:!じゃあ、iPhoneで写真撮って、それをアップするとかじゃないんですね。

サンデー:それしたことない。

中村:そうなんだ!じゃあ他には撮らないんですか?

サンデー:うん、なんかミスってガシャッてなった以外は撮らない。

中村:そうなんですね。昔もそんな感じですか?

サンデー:昔はブログに上げる用とかであえて撮ってたけど。だから今回は、インスタも撮りながら、写ルンですも撮ってた。あ、写真で、昔もう1人、カメラマンの女の人いて。俺より年下やったと思うけど、その人が三重県から大阪出てきてカメラマンなろうとしてたと思うねんけど。多分なってないねんけど。言ったらこんな感じで、撮らせてくださいみたいな感じになって、自分のその当時のホームページに、その人が撮った風景とかに、勝手にコメントとかタイトルつけてて。それをその人が気に入ってくれて、毎回、1ヶ月に1回くらいその人が何枚か送ってきてくれて、ホームページに上げて、勝手にタイトルつける、ていうのをやってた。詩を書いたりとか。

中村:へえー!

サンデー:その当時の何かのホームページ。レーベルのホームページだったのかもわからんけど。それで、めっちゃ真っ青な海みたいな、割とありきたりのやつあって。

中村:(笑)

サンデー:(笑)でもめっちゃキレイやねんで。それに「全然OK!の世界」(ワンダフルボーイズの曲名)とか書いてて。

中村:あ〜、それで?

サンデー:そうそう、それを後になって曲にしたっていうか。思い出して。だからやっててよかったってのあった、そういえば。

中村:そうなんですね。なんて書いたか覚えてるもんですか?

サンデー:たまたま覚えてて、自分でも気に入ってたんやろな。空とか海、みたいな。それは面白くならへんから、写真に一言何か入れて、それで成立させるみたいな遊びを。だからインスタとかも絶対コメント入れて、それで成立する遊びみたいな。

中村:じゃああれって、そういうふうな見方ができる...?

サンデー:そうそう。自分でパッと撮って、ほんまにコメントが思い浮かばんかったら、削除。

中村:(笑)

サンデー:その一言がないと、ルールじゃないけど、自分で面白くないから。適当にどこどこにいますとか、それもあんねん。それで成立してたらそれでよくて。だんだんでもその、飽きてくるやん。面白い人って限られてるから。面白い人撮りまくってたら、飽きてくるからそれは探さなあかんみたいな。テシマコージずっと撮ってたけど、だいたい一緒やし、自分も思い浮かばへんから。

中村:(笑)

サンデー:そういうのはある。写真がお題みたいな感じで、インスタはそれで遊んでる。それはそもそもその、だいぶ前にカメラマンの人とやってたから。

写真と人 VOL.28

ナンバー
VOL.28
カテゴリー
通常版
ゲスト
Sundayカミデ
バンド
ワンダフルボーイズ / 天才バンド
発行日
2015年4月10日

ゲストプロフィール

Sundayカミデサンデーカミデ

3歳の頃、初めて作詞作曲をしたそのタイトルは「泥棒さんこんにちわ」。以来、今でもずっと作詞作曲をしています。
コンセプトはひとつだけ。平和 to the people!!!
ワンダフルボーイズ/天才バンドにて、日々ライブしてMARS!

Sundayカミデ 7曲入りソロアルバムピアノKISS!!!

ライブ会場限定で発売中
¥1,500

写真と人を作っている人

中村美鶴

写真と人は、写真家中村美鶴が取材・撮影・編集・制作・発行を行っている手作り&手折りのフリーペーパーです。2006年に創刊し、現在はいろんなところに配布しています。写真と人についてもっと知りたい方は当サイトの写真と人?ページを、中村美鶴についてもっと知りたい方は中村美鶴サイトのプロフィールページをご覧ください。

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